おとなの自由研究

様々な手法で日々の疑問を解決していきます。

年賀状は出してしまえば勝ち

年賀状を書く季節だ。
昔から毎年のように試行錯誤して作ってきたが、
年だろうか、だんだん面倒くさくなってきたのも事実だ。
ちょっと年賀状について常々気になっていたことをリサーチしてみた。



Q1. 年賀状は年々減っている?


年賀状が出される枚数が減っているとされるが、どんなものだろう?
Googleで「年賀状 枚数」で検索してみると、
下記HPがヒットした。
年賀葉書の発行枚数などをグラフ化してみる(最新) - ガベージニュース

これによると確かに労働者人口の減少か、ネットの普及かにより
2003年をピークにどんどん減っていることがわかる。
驚くべきはその減少ペースだ。
2019年の年賀状発行枚数は23億枚で、2003年の45億枚のおよそ半分近くまで減っている。

日本の労働者人口が減ったからだけで説明がつくだろうか?
同じようにGoogleで「日本 労働者人口 推移」で検索すると、
https://www.mhlw.go.jp/english/wp/wp-hw3/dl/j1_05.pdf
2000年と2017年の比較だが、6800万人が6600万人に減った程度であり、
仕事づきあいで年賀状を出す人口が減っただけでは説明がつかない。

では、ネットの普及が主体だろうか?
年始の挨拶に関する調査|市場調査メディア ホノテ
によると、2017年の15-69歳への調査ではあるが、確かに新年の挨拶について、
年賀状でのあいさつが44%、LINEでのあいさつが27%・メールでのあいさつが15%と、
インターネットを介したあいさつの合計が、ちょうど年賀状と同程度になることがわかる。
そうすると、年賀状の発行枚数が半分になったことの主要因として考えられるだろう。

逆に言えば、新年に挨拶をする、という行為自体の件数は変わらないことも示唆され、
決して巷で言われているように現代社会は人づきあいが希薄で・・・
というわけではないことがわかり、ちょっと安心した。



Q2. 年賀状はどの範囲で出すのが正解?


毎年悩むのが、どの程度の付き合いまで出すのだろう?
そして、送ったけど、返事が1月7日などに届いた方へ、来年は出すべきだろうか? と悩むことも多い。

まず出す相手だ。
ここでは職場つながりや、現在進行形の友人は除外して考えることにする。
大学の友人は比較的出すことが多いだろう。
概ね似たような仕事をしており、また似たような社会的境遇でもあり、
近況報告などを兼ねて、という場合が比較的多い気がする。

では、高校の友人はどうだろう?
文系・理系自体が別々になっていることもあるだろうし、
社会的境遇がずいぶん異なっていることも考えられる。
よく話題になる「こどもの写真」などは独身の友人には迷惑かも?
さらに小学校・中学校の友人になると、既にそもそも疎遠である可能性もある。

本題は次の『来年この人に出すべきかの判断基準』だ。
年賀状の「終活」なんて言葉もある。
年賀状が来ない…昨年返事がなかった方への送付は?今年はどうする? – おたより本舗の 教えて!年賀状
上の記事のように、「2年連続出したのに帰ってこなかったらもう出さない」が一般的なところか。

では、帰ってはくるものの、毎年1月7日くらいに帰ってくる人にはどうするか?
これも気にしだすとキリがないが、「年賀状はもともと年が明けてから書くもの」という考え方もあり、
その結果、もともと「毎年のように遅い人」ならば、そんなものかも知れない。
一方で、「明らかにこちらが出した年賀状を受けて返事を書いた」体裁のものならば、
2年連続続いたならおしまいにするのもありかも知れない。
もしくは、もともと1-3日に届いていた人から、ある時から遅れてくるようになったのが2年続いたら…もありか。

こうしてみると、結構届く日によって分類される可能性もあるんだなあ、とちょっと怖い感じもする。
年賀状を返さない人の心理や理由にはいろんな事情がある! - ためなる生活
年賀状を出さない人の心理にもいろいろあることもある。




Q3. こどもの写真入りの年賀状はどう?


さて、よく話題になる、「こどもの写真入り年賀状」。
当然ながら、独身の人や、結婚していてもこどもがなかなかできない方向けにはNGとなるのは否めないでしょう。
ただここでは、「なぜこどもの写真を入れる年賀状を作るのか」を考えてみる。

年賀状は新年の挨拶と近況報告を兼ねて送るものだろう。
近況報告を文章で書くのもありだが、最も手っ取り早いのは写真だろう。
ところが、30代~40代になると自分の写真を客観的にみると「イケてない・・・」と思ってしまう。
こんな写真をハガキに乗せてしまったらそれこそホラーだわ、と思ってしまう。
そこで、「自分のこどもの写真ならいいんじゃね?」となる。

こどもの写真を取捨選択していると、映りがよいのは大体「こども単独」の写真だろう。
あ、じゃあ、これ! という形になり、「こどもの写真だけの年賀状」が完成する。
当初「自分の身代わりとしてこどもの写真を使った」ことは忘れてしまいがち、ということなんだろう。

その意味で、「こどもの写真もあるけど、本人の写真もある」年賀状ならよい、という意見が
以下のサイトでも主流のようだ。
7割近くの主婦が「家族写真」を使い、2割の主婦が「こどもだけの写真」を使っているとのこと
hanakomama.jp


ともあれ、今年もなんだかんだ年賀状をたくさん書いた。
なんとなくだが、毎年、出してしまえば勝ち、という感覚で、
仕事を行うようにこの10年くらい仕上げているが、
10年後はどうなっているだろうか?