おとなの自由研究

様々な手法で日々の疑問を解決していきます。

STARDUST REVUE を集める②

03 THANK YOU おすすめ度 ★★★☆☆

 

1985年3月に発売される3枚目のアルバムとなる。
シングル曲としては6枚目の「想い出にかわるまで」のみが収録されている。
1曲目のタイトル曲「THANK YOU」はノリのよいファンクチューンで
2曲目「と・つ・ぜ・ん Fall in Love」はスタレビライブの代表曲。
この2曲でゴキゲンに始まる本作は全体にロック色が強い。

シングル曲の5曲目「想い出にかわるまで」もそれに続く「灰色の街」も
カフェバーチックなロックだし、
三谷泰弘氏の「Supersonic」「夜間飛行」もサウンドが心地良い。
そんな中後半のポイント曲は7曲目「涙のエピローグ」
サビのメロディラインが印象的なミドルテンポな楽曲で
8曲目のノリノリの「UKI UKI Midnight」との対比が楽しい。
本編最後は優雅なメロディが映える「星に唄えば」で幕を閉じる。

さて、ここでコレクターとしての予備知識だが、
前作~本作までの間に発表された本作未収録のシングル曲2つは
ベスト盤「TO YOU」に収録されているが、
トワイライト・アベニュー」のカップリング「ダンスはいかが?」は
2012年発売の「ワーナーイヤーズ・カップリングコレクション」に
「夢伝説」のカップリングの「Back Street」と、
「想い出にかわるまで」のカップリングの「FARAWAY」は
1992年発売のライブ盤「SECRET FACE」に収録されている。


★オススメ楽曲を敢えて3曲挙げるなら…
01 THANK YOU
02 と・つ・ぜ・ん Fall in Love
07 涙のエピローグ

 


04 VOICE おすすめ度 ★★★★☆

 

前作から9月発売の「Single Night」、3月発売の「6月のジングル・ベル」といった
徹底して冬を避ける反クリスマス(?)的シングルを経ておよそ1年後の1986年4月発表の4thアルバム。
先行シングルの「6月のジングル・ベル」はもとより、
後にシングルカットされる「今夜だけきっと」が収録されており、
実力派バンドとして世の中の認知度が一層増えたと思われるアルバムだ。

1曲目「街まで50マイル-My Old Friend-」私のスタレビのイメージ通りの爽やかなメロディラインの楽曲で幕を開ける。
その爽やかな雰囲気は2曲目「Baby, It's You」でも引き継がれる。
なんとドライブに心地よいアルバムか、と思わせておいて、そんな一辺倒ではないのがスタレビ
うねるようなイントロからジャジーな「Be-Bop Doo Wop」で素直に流さず、
三谷泰弘氏ボーカルの「After-Glow」のマニアックなコード進行といった変化球も多彩。
そしてそこにド直球の「今夜だけきっと」でA面を終えるしかけ。

B面はこの時代らしい細かい動きの「危険なJealous Night」で幕を開け
林VOH紀勝氏ボーカルのAOR満載の「さよならの足音」でしっとりさせ、
シングル曲の「6月のジングル・ベル」で弾むようなフックを入れる。
そして夜の雰囲気に合う再び三谷氏の「You And I」の流麗なメロディ、
後半にかけてコーラスワークで哀愁を醸し出す「1%の物語」で締める。
で、アルバムタイトルは「VOICE」ってところが憎い!

なお、「Single Night」のカップリングの「素敵なWink Cat」は
「ワーナーイヤーズ・カップリングコレクション」に、
「6月のジングル・ベル」のカップリングの「若い二人は恋人同士」は
ライブ盤「SECRET FACE」に収録されている。

 

★オススメ楽曲を敢えて3曲挙げるなら…
05 今夜だけきっと
01 街まで50マイル-My Old Friend-
02 Baby, It's You



A1 Charming おすすめ度 ★★★★☆

 

1986年12月発売のアカペラアルバム。
スタレビの神髄ともいえるアカペラ曲のみが収録されている。
1,5,8曲目がオリジナル曲でそれ以外はカバー曲の全8曲だ。
コレクターからすると確実に入手しておきたい。

オリジナルのタイトル曲「Charming」はサビから始まるド直球アカペラ。
アカペラの定番2~4曲目「踊りあかそう」「星に願いを」「上を向いて歩こう」は
アレンジの工夫が際立ち、他グループの作品との区別が明確だ。
5曲目のオリジナル「Lazy Afternoon」にはピアノなどの楽器が控えめに登場するが、
後半にかけてユニゾンコーラスで盛り上げる構成でアルバムの中でも浮いていない。
Sweet Memories」はド直球アカペラアレンジでメロディのよさを際立てる。
アメリカのオールドナンバー「雨に唄えば」を挟んで
8曲目「Good Night」は突然ピアノが出てきて驚くが、
アルバム全体の雰囲気を壊さずにしっとり聴かせる。

今でこそハモネプなどでアカペラは一ジャンルとして確立しているが、
当時は相当に邦楽として貴重なアルバムだったと思われる。