大人の観戦スポーツの大御所、プロ野球。
野球選手を評価する指標として、
打率や打点、ピッチャーなら防御率などの指標があり、
近年はセイバーメトリクスなるものも出来て、
代表的なのがOPSなわけだ。
セイバーメトリクスについては立派な出版物があるので
そちらにお任せ。
.そんなセイバーメトリクスも、
本当に選手の実態を反映してるかは疑問が残る。
例えば、同点の8回を0点で押さえるのと、
10点差で負けてて同じ8回1イニングを
敗戦処理で0点に押さえるのって、
絶対精神的エネルギー消費量も違うだろう。
満塁のピンチでいきなり登板して1アウトとるのと、
楽な状況の1アウトも、決して同じ評価すべきじゃないだろう。
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そこで、本サイトではプロ野球選手を評価する
オリジナルの指標を作ってみたい。
ただし、一応以下の制約は設ける。
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★できるだけ簡単であること
なぜかって、そりゃあ素人が集計するんだもの。
いいボールが行ってたかどうか、なんてわからない。
結果がすべてでドライに採点する。
採点も基本的には加点方式で減点はなるべくしない。
日本は減点方式でなく、加点方式の育児をすべき、という書籍もある。
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そして全試合観戦できるわけではない。
ネットニュースで記録を見て補完できるくらいがいい。
できれば何試合かまとめて集計できるくらいに気楽なものがよい。
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点数単位はできるだけ整数で。
小数点以下はちまちましない。
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《先発投手》
6回3失点なら1点。
6回2失点なら2点。
6回1失点なら3点。
6回無失点は4点。
7回以後は1イニングを0点に押さえるごとに1点加算。
9回完投ならさらに1点加算。
9回完封ならさらにさらに1点加算。
つまり、先発が6回まで2失点して7ー9回を0点で押さえて
完投したら6点となる。
完封なら9点。
自責点などは一切考えず、純粋に失点で考える。
またイニング途中の降板は完了したイニングまでを計算する。
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先発投手は試合状況で早めに代打などで降板もあるので、
5回2失点なら1点
5回1失点なら2点
5回無失点なら3点
5回未満の降板は無失点でも0点
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《中継投手》
基本的には2点差以内の状況での登板のみ考える。
1イニングを0点で押さえたら1点。
7回以後は1イニングを0点で押さえたら2点。
9回は1点差勝ちの状況で押さえたらさらに1点加算。
ランナー残されて登板した場合は、
イニング完了まで0点でしのげば同じ点数とする。
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3点差以上での登板では、
登板して最初の2イニング以上0点で押さえたら1点。
ただし、途中で2点差以内になったら上に準ずる。
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とりあえずこれくらい決めて、
オリンピック期間中にちょっと練習的に計算してみたい。