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CHAGE AND ASKA を集める ⑦ ~YAH ! Natural Heart

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おとななデュオ、CHAGE and ASKA

1990年代前半「SAY YES」で絶頂を極めた後、

「YAH YAH YAH」で二度目の絶頂期を迎える。

そんな時代のアルバムを振り返ってみよう。

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16 RED HILL  おすすめ度 ★★★★★

前作「GUYS」からほぼ1年、1993年10月リリース。

既に3月に大ヒットシングル「YAH YAH YAH」を出し、

(カップリングは「夢の番人」「君は何も知らないまま」)

先行シングル「Sons and Daughters」(カップリングは「Mr. Jの悲劇は岩より重い」)を引っ提げ、

その後にさらに「You are free」「なぜに君は帰らない」とシングルカットされる。

(カップリングは「Snow mail +3」に収録のクリスマスソング集と「knock」)

...と書けばわかる通り名曲盛り沢山の最高傑作アルバム。

なんせこれ以外にもシングルカットできそうな曲がまだまだある。

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1曲目「夜明けは沈黙の中へ」はアルバム全体の序曲。

何が始まるのかな、と思わせておいて

連続して繋がる「なぜに君は帰らない」は

スケールの大きなクラシックロックだ。

高尚な雰囲気が気分を高揚させる。

「夢の番人」はキャッチーなイントロと、

サビの拳で盛り上げる。

CHAGEの「蛍」もマニアックさを潜めジャジーにまとめる。

続く「今夜ちょっとさ」は料理番組風のイントロから

天気予報の恋人」系の癒しポップ路線の曲で

アルバム内の一曲というのがもったいない佳曲だ。

今夜ちょっとさ

今夜ちょっとさ

続く「THE TIME」もスケールの大きなASKAのボーカルで

タイアップもあり、シングルとしてもふさわしい。

CHAGEゾーンに入るが、アルバムに1曲の素敵バラード「君は何も知らないまま」、

ポップ路線の「Mr. Jの悲劇は岩より重い」とこぎみよくフックが効いている。

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シングルカットの「You are free」はさすがのASKA節。

ねっとりしたAメロからし

ASKAにしか雰囲気よく歌えないんじゃないかとも思える。

タイトル曲「RED HILL」はCDよりもライブ映像が凄まじい。

なんと1枚にもう1曲のCHAGEの素敵バラード「TAO」も佳曲。

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ここまで充実させておいて残り2曲がなおシングル曲。

「YAH YAH YAH」はもはやコメント不要。

前半のオクターブあげ展開はビリー・ジョエルの「Piano man」的だ。

「Sons and Daughters」では14カラットソウルのコーラスが贅沢だ。

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見事な捨て曲なしの13曲で、まさに圧巻の出来。

さて、カップリングでアルバム未収録の「Knock」は

「Ying & Yang」に収録されていたが

廃盤になっている。

「LOVE AFFAIR」路線のロックなので

ハマる人もいるだろう。

Knock

Knock

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★オススメ楽曲を敢えて3曲挙げるなら…( シングル曲は敢えて省きます)

05 今夜ちょっとさ

06 THE TIME

11 TAO

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B6 Ying & Yang おすすめ度 ★★★★☆

1994年8月発売の企画的なベストアルバム。

タイミング的には直前に豪華楽曲のシングル「HEART/NATURAL/on your mark」を発表し、

その中でそれらが収録されていないベスト盤、というタイミングで

少々私の回りでは「このアルバムは何?」という雰囲気になった。

また、随所にラジオのDJ的なナレーションがあり、

アルバムCDとしては面白いものの、

自分で好みの楽曲を集めて編集する際には

微妙に違和感が残る構成になってしまう。

そういった背景もあってか、このアルバムだけに収録される

「knock」が貴重な中で廃盤になってしまった。

選曲は非常に面白く、中期からのチャゲアスを一部初期も含めて

ふりかえられるアルバムだったのに、廃盤はもったいない。

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17 Code Name.1 Brother Sun おすすめ度 ★★★★★

ベストアルバムから約1年、1995年6月、

先行シングルとして「めぐり逢い」 「Something There」を引っ提げリリースされた

2つセットで考えるべきアルバムの一作目。

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その前のシングル「HEART/NATURAL/on your mark」は

このアルバムに2曲されているが、

on your mark」だけは次回作に収録される。

同じように「Something There」のカップリングの「紫陽花と向日葵」は

本作に収録されているものの

「めぐり逢い」のカップリングの「濡れた夢」は

次回作に収録される複雑なパターンになっている。

なので、例えばシングル「on your mark」を気に入ってチャゲアスに興味を持ち、

ベストの「Ying & Yang」、そして本作も購入した人は、

居るかどうかは不明だが、二度裏切られることになる。

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アルバム全体として、

「Brother Sun」のタイトルのように

男性的な力強く、グルーブ感のある曲が並ぶ。

「Sinster Moon」で叙情的な泣かせる曲が多いのと対照的で、

そこらへんのコンセプトがシングルの分配にも現れている。

いわば、この2枚のアルバムで「Ying &Yang」とも言える。

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1曲目、やはりアルバム全体の序曲とも言える「君の好きだった歌」。

怪しげな雰囲気のコーラスから始まり

先行シングル「Something There」は

いわゆるチャゲアスロックなナンバー。

全編英語詞なのはもちろん、CHAGEのコーラスも冴え渡る。

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タイトル曲のような「Brother」はキャッチーなサビの掛け合いが楽しいアメリカンな楽曲。

BROTHER

BROTHER

「涙・BOY」のような癖になるサビ。

涙・BOY

涙・BOY

「201号」はギター1本で初期のチャゲアスのようなフォークな楽曲。

そこに再びシングル「めぐり逢い」と

ASKA曲のみで前半5曲が展開される。

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ニュース速報のようなジングルで始まる

「紫陽花と向日葵」は久々のマニアックCHAGEワールドかと思わせておいて

メロディは秀逸な1枚に1曲のCHAGEの素敵バラードだった。

途中で入る2ビートの間奏部分もスパイスが効いている。

紫陽花と向日葵

紫陽花と向日葵

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ASKAのかっこいいスケールの「can do now」に続く

「ベンチ」はキャッチーCHAGEポップ。

「ふたーりー」とかがのっかりそうなメロディに

「じいちゃーんー」をのせるのが楽しい。

ベンチ

ベンチ

再びASKAの「ある晴れた金曜日の朝」でノリよく決めて、

またまたCHAGEの「From coast to coast」ではAORな雰囲気が心地よい。

From coast to coast

From coast to coast

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ここからは圧巻の展開で、実はCHAGE作のメロディアスな「NATURAL」

通常のアルバムなら最終曲になりそうな

スケールの大きなバラード「NO PAIN NO GAIN」に続き

NO PAIN NO GAIN

NO PAIN NO GAIN

シングル「HEART」で終わるところに

次回作へ続くことをきちんと意識させ幕を閉じる。

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最初は?でも聞き込むほどに気に入っていく

スルメ楽曲が満載なアルバム。

ハイソなファンなら是非とも押さえておきたい。

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★オススメ楽曲を敢えて3曲挙げるなら…( シングル曲は敢えて省きます)

03 Brother

09 from coast to coast

07 ベンチ

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