おとななバンド、スタレビ。
まだまだ元気にリリースラッシュ!
2019-20年の彼らの足跡を振りかぶってみよう。
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L7 スターダスト☆レビュー ライブツアー 「還暦少年」 おすすめ度 ★★★★★
2019年7月にシングル「うしみつジャンボリー」をリリース。
カップリングは島谷ひとみに提供した「泣きたいのに」のセルフカバー。
2020年2月発売の前作アルバムと同タイトルのライブのライブ・アルバム。
もちろんお金に余裕があればDVDをどうぞ。
こちらはやっぱり1000円くらいで手に入れるダイジェスト版CD。
しかし、曲目はすごく豪華で、
「還暦少年」からの楽曲はもちろん、
往年の名曲「夢伝説」「木蓮の涙」、
「今夜だけきっと」が網羅されており、
個人的にサビのコード進行が大好きな「夜更けのリフ」、
最新作「うしみつジャンボリー」まで
バラエティ豊かにスタレビライブを楽しめる。
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24 年中模索 おすすめ度 ★★★★★
②僕の中の君
③偶然の再会☆(シングル)
④君は大丈夫!
⑤センタクの人生☆(ラテン)
⑥ちょうどいい幸せ
(シングル・隠れた名バラード)
⑦おとなの背中
⑧約束の地へ(隠れた名バラード)
⑨オ・マ・ジ・ナ・イ
(柿沼作曲・Vo)
⑩同級生☆
⑪メシでも食おうよ
⑫うしみつジャンボリー(シングル)
☆は「敢えて3曲挙げるなら」選曲
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そんな中、2020年7月リリースのアルバム。
シングル「うしみつジャンボリー」、
この後出すシングル「はっきりしようぜ」の
カップリングの「偶然の再会」(後に配信シングルにも)を含む全12曲。
さらに配信シングル「ちょうどいい幸せ」も含まれる。
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「働きたい男のバラッド」はスタレビアルバムの1曲目としては珍しく、
爽やかと言うより心の叫びのようなハード曲。
よく聴くと歌詞がおとなにはなかなか染みる。
「僕の中の君」から教科書に載るスタレビらしい展開になる。
ホール・オーツチックなイントロで始まる
ブルージーな泣きのメロは中期の名曲「ワイン恋物語」の雰囲気。
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後にシングルカットされる「偶然の再会」は、
切なめ8ビートのお得意の曲想で、
後半の転調に、ラララになる進行は、
これぞ待ってました、な佳曲。
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続く「君は大丈夫!」も、コーラスの英語詞が絶妙で、
キャッチーなサビのメロディとあいまって、
耳に残ること請け合い。
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「センタクの人生」はおとなはなぜか、
職業選択の自由、アハハン、のCMを思い起こさせる。
ラテンな陽気な雰囲気ながらサビのメロディ構成が秀逸。
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「ちょうどいい幸せ」は、おとなにはグッと来る、
泣きのギター曲とも言うべきジャンルか。
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「おとなの背中」は、少しふわふわしたトリッキーなメロディ展開だが、
途中のリフや締めではホール・オーツが入ってきちんと着地する。
「約束の地へ」はスケールの大きなメロディで、
「愛の歌」や「道」的なゴスペル路線ナンバー。
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柿沼氏の「オ・マ・ジ・ナ・イ」は軽いタッチで聴きやすく、
Sha la la、というサビはL←→Rの雰囲気もあり、CMなんかに合いそう。
「同級生」も似たようなライトなさりげない要氏のボーカルに
コーラスとの掛け合いが楽しいこれまた佳曲。
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「メシでも食おうよ」はAORでこれまた
ライトな聴きやすさと実感をこめやすい歌詞の融合で、
あたたかい雰囲気になっている。
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最後を飾る「うしみつジャンボリー」は
なんだかイケイケのテンションでいけちゃう。
なんたって還暦過ぎた男が全力で
「ガーガーギーグーゲーゲーゲの鬼太郎」って、
めちゃめちゃ素敵なこと。
親戚のおじさんがカラオケで歌ったら尊敬しちゃうよね。
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全12曲なのに一気に聴けちゃう胃もたれしない
おとなの健康にやさしいアルバムだ。
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おすすめ楽曲を敢えて3曲挙げるなら...
03 偶然の再開
05 センタクの人生
10 同級生
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L8 STARDUST REVUE 楽園音楽祭2019大阪城音楽堂 おすすめ度 ★★★★★
ここ最近の定番の1000円ライブ・アルバムとして
2020年10月発売。
やはりお金が潤沢な方はDVDかBRがあります。
が、ライブCDは曲目は減りますが
1000円くらいで買えますぞ。
ブラスを活かした楽曲が多くチョイスされており、
「NO BALLADS」の雰囲気と、
定番曲で「夢伝説」「トワイライトアヴェニュー」「Be My Lady」
ここ最近のライブの定番「還暦少年」が入る。
その他は比較的珍しい選曲だが、
ライブの雰囲気は十分に味わえるだろう。
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スタレビ全アルバムレビュー
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スタレビ 隠れた名曲探求シリーズ
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