おとなの関白宣言、平松愛理。
いよいよ代表曲の誕生だ、と言っても
まだアルバム内の曲というくらいで
世間の認知はまださほどだった1990年の作品を見てみよう。
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03 My Dear おすすめ度 ★★★★★
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2. 君にしとけば良かったなんて☆
(カップリング)
3. エレベーター アクシデント
4. 悲しくて 悲しすぎて(カップリング)☆
5. ベージュのパンプス
6. 部屋とYシャツと私(シングル)
7. ファーストクリスマス イヴ☆
8. MY HONEY
9. 最後の音符
10. Roseの花束
11. 素敵なルネッサンス(シングル)
☆は「敢えて3曲挙げるなら」選曲
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平成元年11月の前作から1990年に入り、
5月に先行シングル「月のランプ」
(カップリングは前作収録の「GIRL FRIEND」)をリリース。
いわゆる平松ポップとも言える
思わず微笑んでしまうほっこりソングだ。
アルバムの1曲目を華やかに飾る。
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12月リリースの「素敵なルネッサンス」
(カップリングは「君にしとけば良かったなんて」)
のあとすぐリリースされる3枚目のアルバムだ。
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「君にしとけば良かったなんて」は
ボサノヴァチックなテンポで気楽に
メロディアスなサビメロと歌詞の融合が堪能出来る佳曲。
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ド派手なイントロサウンドが耳を引く
「エレベーター アクシデント」は
マニアックな打ち込み調で展開し
後半は畳み掛ける展開だ。
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一転落ち着いた雰囲気の「悲しくて 悲しすぎて」では
タイトル通りの悲しいバラード。
サビ部分のメロディ進行が印象的だし
大サビ部分のコード進行に味がある。
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バブル期らしいタイトルの「ベージュのパンプス」も
聴いてて楽しいスカレゲエ調の楽曲。
ブラスの絡みも素敵だが、Bメロのフックなメロディが癖になる。
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平松愛理の代表曲とも言える「部屋とYシャツと私」。
この時点ではシングルにはならず、
アルバムから2年後のシングルカットだった。
KAN「愛は勝つ」や辛島美登里「サイレント・イヴ」もアルバムからシングルカットだったが
シングルカットとは言えないくらいの時間が経ってるのがめずらしい。
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サウンドとして天から見守るようなハープが効果的に使われたり、
ファゴットのような低音楽器のラインもよい。
そもそも平松愛理の声だからこその曲、とも言える。
ハリのある声で声量たっぷりに歌われると
関白どころか独裁になってしまうので違う気がする。
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12月リリースなのでクリスマスソング
「ファーストクリスマス イヴ」は
ほっこりするようなメロディの楽曲だ。
サビメロの「あ〜」部分のメロディが好きだ。
やはり声が魅力だ。
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声といえば、デビューアルバムのイントロのような
アカペラ楽曲「MY HONEY」 こそ
思う存分にその声の魅力が堪能できる。
ヘッドホンでノイズキャンセリングでどうぞ。
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そこから連続的に始まる「最後の音符」 は
レベッカのような軽快なロケンロールだ。
アレンジによってはディスコナンバーのようにも変化しそうな楽曲でもある。
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不思議なサウンドで展開する「Roseの花束」は
徐々に様々な楽器が登場して斬新で
アルバムの中では貴重な繋ぎをしてくれているが
ライブなどでは演奏されにくいかも知れない。
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最後はシングルカットされる「素敵なルネッサンス」。
この曲も平松ポップと言えるノりやすさ。
Aメロのアレンジは谷村有美の「X'mas smile」あたりと共通のものも感じる。
Bメロからサビへの展開がナチュラルで
最後の転調も含め安心感を持って聴き終えられる。
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平成になった世に向けて放たれた
癒される歌声とポップな旋律に
いよいよ磨きがかかってきた作品だ。
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オススメ楽曲を敢えて3曲挙げるなら...
※敢えてシングル外してます
02 君にしとけば良かったなんて
07 ファーストクリスマスイブ
05 悲しくて悲しすぎて
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