おとなの興味本位的娯楽、高校野球。
2024年夏を占うため、九州地区の2024年春までの戦績をまとめておこう。
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得点ルール
ルールはこんな感じ。
★前年夏まで
毎年夏終了時点のポイントを4で除し、小数点以下は切り捨て。
★秋季大会・春季大会・選手権大会
優勝8点、準優勝6点、ベスト4 4点、ベスト8 2点 (北海道東京のみ全道大会か都大会はベスト16は 2点、その他は+2点)
四国九州の選抜出場校の春は自動的に6点、もしくは順位決定戦に応じて加点。
地区大会優勝 6点、準優勝 4点、ベスト4 2点(北海道東京は春関東のみカウント)
全国大会(神宮、選抜、選手権) 優勝 9点、準優勝 6点、ベスト4 3点、甲子園のみベスト8 1点
これらの戦績をもとに夏を占う。
なお、都道府県優勝校は秋春問わず○、地区優勝校には◎、
☆★はそれぞれ選抜、昨年度選手権の甲子園出場校だ。
前回より4点以上加点した学校には校名語尾に↑が付記されている。
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福岡
☆○東海大福岡↑ 17点○春日↑ 12点
福岡大大濠、飯塚 9点
★九州国際大付↑、大牟田↑ 8点
西日本短大付、九産大九産↑ 4点
近大福岡、東筑 3点
希望ケ丘、糸島、筑陽学園、鞍手、自由ヶ丘 2点
東福岡、福岡工大城東 1点
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言わずと知れた激戦区福岡。
今年の夏は県立春日に注目だ。
秋ベスト4、春優勝と、目ざすは甲子園一色だ。
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佐賀
○佐賀北↑ 14点唐津商↑ 14点
○有田工 9点
佐賀学園、東明館↑ 6点
神崎、北陵↑ 5点
★鳥栖工、神埼清明 4点
敬徳 3点
早稲田佐賀、伊万里、太良、佐賀農 2点
佐賀商、鳥栖、嬉野 1点
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こちらは公立優位県の佐賀。
がばい旋風佐賀北に着目だ。
とはいえこちらも唐津商、秋を制した有田工と
実力伯仲しており、夏は意外所もありそう。
北陵あたりはダークホースになるかもだ。
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長崎
○○長崎日大↑ 21点海星↑ 18点
★創成館↑ 9点
大崎 8点
九州文化学園、瓊浦 6点
鎮西学院 5点
長崎総科大付 3点
大村工、対馬上対馬壱岐商、島原中央 2点
清峰、波佐見、長崎商 1点
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ここしばらく群雄割拠だった長崎だが
長崎日大と海星の二強になりそうだ。
大崎、清峰、波佐見、長崎商など公立勢にも
今一度奮起を促したい。
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王者明豊に待ったをかけられるか。
大分舞鶴と大分に期待したい。
オールドファンには懐かしい
津久見の台頭も嬉しいニュースだ。
独自大会を制した鶴崎工にも勢いがある。
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熊本
☆◎○熊本国府↑ 21点○文徳↑ 12点
九州学院 10点
熊本商↑、専大熊本↑ 7点
ルーテル学院 5点
有明、★東海大星翔、必由館、鎮西、熊本西↑ 4点
秀岳館 3点
千原台、翔陽、開新 2点
城北、済々黌、熊本工 1点
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選抜出場の熊本国府がリードしているが
春優勝の文徳も甲子園を狙える状況。
勢いなら熊本商や専大熊本にもありそうだが、
熊本工はかつての勢いが影を潜めていたが、
NHK杯優勝でダークホース感を強める。
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宮崎
日南学園↑ 13点○延岡学園、○宮崎商↑ 11点
小林西↑ 9点
聖心ウルスラ↑ 8点
日章学園 7点
高鍋 4点
宮崎第一、冨島 3点
小林秀峰、宮崎日大、★宮崎学園、都城商、宮崎北、都城 2点
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学園天国の宮崎に、
宮崎商が一石を投じてきた春だった。
小林西あたりの伝統校にも勢いがあり、
また予選はもつれそうだ。
150km超を投げる延岡学園の球児こと、
藤川も独自大会優勝で注目が集まる。
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鹿児島
☆★○神村学園↑ 25点○鹿児島実↑ 13点
れいめい↑ 11点
鹿屋農↑ 8点
鹿児島城西 6点
国分中央 5点
鹿屋中央、川内商工、鶴丸、樟南、出水中央↑ 4点
出水工、大島、鹿児島玉龍 2点
枕崎、徳之島 1点
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春優勝の鹿児島実が一番手だが、
れいめい、鹿屋農などフレッシュ勢が食らいつくと面白い。
大島、徳之島の離島勢にも引き続き期待だ。
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沖縄
○興南↑ 17点★沖縄尚学 15点
ウェルネス↑ 9点
宜野座↑、○エナジック 8点
具志川商、沖縄水産 4点
名護 3点
宮古、コザ、知念、美里工、嘉手納 2点
糸満、沖縄工、西原、豊見城、KBC未来 1点
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ずっと二強体制でしたが、
今年は興南の年でしょうか。
また、春優勝のエナジックをはじめ
新鋭の片仮名学校にも勢いがあります。
宜野座の復活にも期待です。
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九州地区の勢力図の変遷はこちら!
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夏らしい音楽が聞きたい?